腰痛が人生を好転させる

腰痛が人生を好転させる

こんにちは、私は旧RMIT大学(現:TCC)卒業生(3期生)の朝倉穂高です。

現在は、東京都文京区(水道橋)にあるナチュラルケア水道橋外来センターの院長として臨床に携わる他、個人的には自然治癒力に関連するセミナー講師や、痛み学などに関わる臨床家教育のセミナー、その他執筆活動などを行っています。


臨床経験からの確信

さてこの度、昨年の10月に「腰痛が人生を好転させる」という本を上梓させていただきました。

タイトルだけ見ると「・・・???」ってなりますよね? 特別にインパクトを与えるために、意図的に付けたタイトルではありません。心からそのように思い、臨床経験の中から確信を持って感じていることを書かせて頂きました。

TCCを卒業して今年で臨床14年目になります。日々現場(臨床)で患者さんたちと紆余曲折しながら一緒に成長させていただいている訳ですが、最初は「ただの腰痛」だったのに、いつのまにか患者さんたちの人生が好転していくお手伝いをさせていただいてるのだということに気が付いたのです。

最初、出版社さんから提案されたのは別のタイトルだったのですが、ありきたりといいますか、それは自分らしくないタイトルだったので、無理を言って変更して頂いたのですが、結果的には良いタイトルが付いたと思います。

実際、読者の方からも手にとって読みたくなるタイトルだし、読んで納得したとの感想を多数頂いております。

思い込みからの脱却と人間哲学

内容の概略は、第1章〜3章プラス付録として実際の臨床インタビューをまとめました。

第1章 『今までの腰痛についての一般常識を疑ってみましょう』

ここでは、これまで腰痛に関する常識(医学的、または一般的)と思われていたことを極力エビデンスに基いて、常識の見直しをすることで「思い込みからの離脱」を目的としています。

第2章 『腰痛の原因は脳にあった』

ここでは第1章に続き、これまで腰痛は構造的な異常と思われてましたが、腰痛に限らず「痛み」というものの捉え方を構造からだけではなく、痛みを認知する脳との関係性から「腰痛」というものを見直してみました。また、腰痛を7つタイプ別に分類し、読者自身が自分はどの腰痛にあてはまるのかを知ることで、どのようなアプローチや行動をとればよいのか指針を示しました。

第3章 『どうすれば腰痛は治るのか』

一口に腰痛と言っても、第2章の腰痛のタイプ別に応じてアプローチを変えていく必要があります。当たり前のことですけど、ついつい「これさえやれば何でも治る」とテクニックに依存してします傾向があります。そうではなく、しっかりとタイプを見分けたうえで、どのうなアプローチが適切なのかを判断しなくてはなりません。その判断をするためには、単なる医学的な側面だけでなく、人間と言う生物をもっと幅広い背景で診ていかなくてはならないと常々感じていること書きました。

「腰痛」をみるということは「人間そのもの」をみなければならないということに気づかされます。いまでこそ在学中、亡き竹谷内一愿先生が仰られていた「人間学」の重要性が身に染みて分かるようになりました。

【付録】

患者さんへのインタビュー 付録では、実際の体験談を患者さんに直接インタビューし、その様子をまとめました。

対談形式なので、とても分かりやすく、インタビューアーと同じケースに当てはまる人にとっては安心材料になると思います。

腰痛がなぜ人生を好転させるのか?

「腰痛」に特化して、一般の方が興味を持ち、読みやすいようにテーマを絞りシンプルにまとめました。

この本では「腰痛」がテーマではありますが、 本当は「腰痛」は比喩であって、「病気」でもいいし、「痛み」でもいいし、「悩み」など、自分の問題点に置き換えて読んでいただきたいと思います。

どういうことかと申しますと、「腰痛」は人生の中の一つの問題点に過ぎません。しかし、慢性疾患においては、国民病と言えるほど多くの方が、腰痛に悩まされています。 経済、科学、医学、生活、あらゆるものは戦後見違えるように発展を遂げてきました。検査機械も昔に比べて格段に進化しましたし、術式も侵襲性が低いものや、新薬も出てきています。

しかし、腰痛を代表とする慢性疾患や難病は増えていく一方です。何故でしょうか?

どれだけ人間を分子レベルで解析しても、見えてこないものがあります。 それは人間として生きるための生命力です。この生命力には、生きるという生活すべての背景が含まれます。そこをみずして腰痛をみることはできないと思うのです。すなわち、腰痛と向き合うということは、「生き方そのものを問う」ということになります。

この真の課題に向き合えた時、これまでの生き方とは大きく変化します。その結果、人生が好転するということなのです。

唯一の目的は自然治癒力を高めること

我々カイロプラクターは、目の前の患者さんたちの腰痛をはじめとする痛みなどの問題に対して施術をしていると多くの一般の方は思われているかもしれません。 それはカイロ業務のほんの一部にしか過ぎません。確かに、オフィスに訪れる人達は「痛み」を何とかして欲しいと訴えてこられます。そして、我々カイロプラクターも患者さんの主訴に寄り添いながら問題にアプローチしていきます。

すると、患者さんは、問題に対して施術をしてもらっていると思っていますが、実は、我々カイロプラクターが標的にしているのは、痛みでもなければ、関節のズレでもありません。神経のトーン(神経機能の働き)を調整することで、人間の体がもっている本来の機能(=自然治癒力)を高めるお手伝いをしているのです。

この「自然治癒力を高める」ことが唯一の目的で、その結果は体に委ねます。そうして正しく神経のトーンが調律された体は自ら正しい機能へと回復するのです。その結果、痛みがなくなったり、病気がよくなったりしていきます。

人生が好転する患者さん達

はじめの来院動機はただの「腰痛」だったはずが、それらに向き合っていく中で、自分自身の持っている生命力を信じられるようになります。そうすると自己肯定感が高まり、これまでとは違った行動を取れるようになったり、さらに自信をもって自分の信じる道へと進まれるのです。

絶望から希望を見出した方、転職された方、業績を伸ばした方、過去の自分と決別を果たした方、独立した方、結婚された方、出産された方、あきらめた夢を達成した方、離婚された方(いい意味で)、などなどあげればキリがないほど、彼らの人生は変わっていかれました。

遣り甲斐のあるカイロプラクターという職業

以上のようにカイロプラクティック業務とは、単なる病気治しではありません。

カイロプラクターは、自分の人生を積極的に生きようとするすべての人たちの伴走者なのです。

患者さんとの関り方は、施術者それぞれに異なるでしょうし、施術に対する考え方も異なります。しかし、共通する想いは、「人々を元気にして、幸せになってもらうこと」だと思います。いろいろな分野で活躍する人たちの人生のお役にたて、喜んでいただけるカイロプラクティックという職業は本当に素晴らしく、これほどまでに遣り甲斐のある仕事は他にはないと自負しております。

これからも我々カイロプラクターは、多くの方たちの人生の伴走者として「自信と希望」を与えられる存在になれるよう、日々、自反尽己しながら高めていくことを心に誓います。そうして、この日本を元気と平和な国にしていきます。


腰痛が人生を好転させる──腰痛がなかなか治らない人が読む本

朝倉穂高

カイロプラクティック理学士、応用理学氏、国際基準カイロプラクター。

ナチュラルケア水道橋外来センター院長、健倖A&Hマネジメント代表。

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