正しいダイエット

正しいダイエット


ダイエットの意味

ダイエットとは、「運動や食事量を管理して、適正な体重にしていくこと」。

つまり、太りすぎている人のみならず、痩せすぎの人も適正体重にするために適正な量を食べて体重を増やすこともダイエット、と言います。

置き換えダイエットの危険

よく、テレビや雑誌で「一食の代わりに○○」を食べて痩せる、というダイエット法が紹介されます。今までも、リンゴダイエット、バナナダイエット、おかゆダイエット、おからクッキーダイエット、こんにゃくダイエット、にがりダイエット、など、数知れません。テレビで有名人が紹介した翌日には、スーパーからその食品が売り切れ、という現象も多々ありました。「懐かしいなぁ」と思われる方も多いのではないでしょうか。また、「炭水化物ダイエット」「糖質ダイエット」など、炭水化物を摂らないダイエットも同様です。何かをストイックに制限する減量も、リバウンドの原因を作り、痩せづらいからだをせっせと作っている、ということになります。

薬局で売られているダイエット用クッキーやスープやジュースも置き換えダイエットにあたります。

ではなぜリバウンドの危険性があるのでしょうか。

それは「一生続けられるはずがないから」です。集中してダイエットに取り組み、目標体重まで戻し、それをキープするためにずっと同じダイエットを続けられるでしょうか?同じ食品は必ず飽きがきますし、ダイエット特定食品を買い続ける経済的にも厳しいでしょう。人間がこの社会で生きていく上で、人との付き合いやクライアントとの接待、突発的な出来事や冠婚葬祭など、「食」から避けて通ることができないからです。ずっと我慢していた大好物の食品を、ひょんなきっかけで食べてしまったとき、歯止めが効かなくなってドカ食い・・・という経験をお持ちの方は、おそらくリバウンドスパイラル典型の方でしょう。

続けられないことはやらないのがリバウンド回避の近道

有名トレーナーのエクササイズDVDも、過去に話題になりました。キツイ。だけど効果バツグン!と、やったことがある人もいるのではないでしょうか?もしあなたがそうなら、お聞きします。「今も続けていますか?」

食事制限をし、毎日有酸素運動をするのは理想的なダイエットですが、それを維持するのは大変なことです。多くの人が50歳、60歳になってもしなやなか筋肉をつけ、美しいプロポーションを保つためには、流行りのDVDやストイックなジムでの筋トレではなく、毎日の栄養バランスの取れた食事、できるだけ階段を使ったり、お風呂上りに毎日ストレッチをする、という方が続けられそうではありませんか?趣味でジムに毎日通ったり、ランニングをしたりできる人は、「そもそも太っていない」のです。それができる人かどうかを、自問自答しなくてはなりません。

美しい体は、健全な精神と肉体と姿勢から

スラリと背が高く手足が長い…たしかに、スタイルが良い人は素敵に見えます。しかし、街中でパッと目を引く「美しい人」は、けして痩せてほっそりしている人だけではないはず。

明るくはつらつとした笑顔や、自分に似合っている髪型や服に身を包み、背筋をピン、と伸ばして歩いているだけで美しいと感じたことはありませんか?その人の話し方や態度、考え方や価値観で素敵だ、と感じたことはありませんか?

つまり、人間の美しさは、見た目ももちろんですが、総合的に判断されているのではないでしょうか。体は細くても肌はカサカサ、目はうつろ、髪の毛はパサパサ・・・という人は、不健康そうに見えますね。

食べることは、人間が生きる上で、本当に大切なことです。毎回の食事が、今の自分を作り上げています。若いときにダイエットのため、と極端にカロリー制限をして痩せていたとしても、70歳くらいになって骨そそう症で骨折しやすい体になってしまったら大変なことです。

精神のバランスは崩さないように・・・

拒食症や摂食障害は、精神病のひとつです。食べたいものを食べたいだけ食べ、あとで嘔吐すれば良い、と短絡的に始めた間違ったダイエット法は、確実に心(脳)と体を蝕みます。骨が浮き上がっているほどに痩せ、目はくぼみ、傍から明らかに異常だと指摘されても、「まだまだ」「もっともっと」と痩せたいと思うのです。

摂食障害は、病気と自覚して初めて治療が可能となりますが、一生根治できない可能性も多々ある、危険な病気です。

痩せたいから食べる量を減らすのではなく、嘔吐している人は、一刻も早く専門外来を受診しましょう。

品目を増やし、全体量を減らす

朝は野菜ジュースだけ、ヨーグルトだけ、昼はカップラーメン、夜はお酒とおつまみ…一日の摂取カロリーを満たしているとしても、必要な栄養素が足りていない食生活は、不健康といえます。カロリー計算は難しいですが、野菜中心の食事、一日30品目を目標に、小皿にわけて食べましょう。テーブルにドン、と取り分ける方式は楽しくて簡単でいいですが、ダイエット中は量のセーブができなくなりがち。最初から食べる分量を定食のように取り分けてから食べます。

特に、カルシウム、鉄分は積極的に摂り、フルーツでビタミンを補うようにすると良いでしょう。

クリエイティブディレクター:佐藤 靖子

東京カレッジオブカイロプラクティック広報部長、クリエイティブ・ディレクター。印刷全般からウェブコンサルティングまで幅広く活動。

女子栄養大学食生活指導士、認知症予防食生活指導員

「40代から始める!ヘルシーエイジング」を運営。主に40代以降の女性たちに向けた「最後の瞬間まで自立して生きる」ことの大切さを親しみやすい記事を通して情報発信しています。

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