国際交流|TCC

オーストラリアのカイロプラクター、キャシーさんがTCCを訪問


WCCSでの出会いをきっかけに

オーストラリアのメルボルンから、RMIT(ロイヤルメルボルン工科大学)卒業生で、カイロプラクターのキャシー・アトキンソンさんが来日しました。

キャシーは私達WCCSサークルのメンバーが昨年のパース総会に出席した際に大変お世話になったうら若き女性です。それ以来、インターネットを通じた交流が続いていましたが、今回ヨーロッパ、インドなど世界旅行の帰り道に、わざわざ私たちに会いに日本に立ち寄ってくれました。

彼女はある理由からオーストラリアのクリニックを辞職し、「自分探しの旅」をしていたそうですが、旅の最後に私達の事を思い出し、連絡を取ってくれたことをカイロ仲間としてとても嬉しく思います。

wccs

急に決まった来日のため、私達のスケジュールは酷くタイトな状態でしたが、急な招集にもかかわらず多くWCCSサークルメンバーが集合し、2回の親睦会を開く事が出来ました。新橋の居酒屋で若いカイロプラクター(やその卵)達が集まり、家族などプライベートな話からオーストラリアのカイロ事情、最終的には「日本の首相はなぜこんなに頻繁に変わるのか?」といった話題にわたるまで、多彩なトピックで盛り上がりました。

オーストラリアのカイロプラクティック事情

海外のカイロ事情については情報としては知っている事も少なくないのですが、やはり直接その国の人から聞く話はリアルタイムであり、現実味を帯びるため興味深いものです。特に興味深かった話題は、オーストラリアにおけるカイロプラクティックと理学療法の関係でした。

オーストラリアではカイロプラクティックは法制化が既になされており、一つの専門職として確立されています。しかしながら、現実には国民の多くがカイロプラクティク治療と、理学療法士による徒手療法の2つを明確に区別できずにいるようです。日本から見ればカイロプラクティック先進国であるオーストラリアで、カイロプラクティックが国民にきちんと理解されていないという現状を聞き、少し驚きました。何となく日本において、カイロプラクティックと整体やマッサージなどが混同されがちである現状と似たものを感じます。

オーストラリアでカイロプラクティックがメジャーになりきれない理由について、キャシーの個人的な意見を尋ねてみると、医師と理学療法士の関係をあげて説明してくれました。理学療法士は医師との連携が強く、病院内部で働いている事が多いため、患者さんが医者から理学療法士に紹介され、徒手療法を受ける事が多いそうです。患者さんにとって、医師による治療の後のケアが受けやすいのは、病院外部にいるカイロプラクターより、医師とのチームプレイで働く理学療法士なのでしょう。 治療としてカイロプラクティックを第一に選択する患者さんの数は、近年多くなって来ているようですが、まだまだオーストラリアのカイロプラクティックも「のびしろ」がある発展途上のようであり、親近感を覚えました。

国際交流|TCC

23歳のキャシーは、牛スジ煮込みでみかんサワーを飲みながら、「患者さんの正しい理解なしでは、カイロプラクティックの治療の本当の素晴らしさは伝わらない」と話していました。全く同感であるのと同時に、カイロプラクティックの普及の為にはこれからいっそう世界レベルでの連携と助け合いが重要になってくると感じました。 外国人である私達の事を思い、東京までわざわざ足を運んでくれたキャシーに感謝し、旅の安全と更なる活躍をお祈りしたいと思います。

クリエイティブディレクター:佐藤 靖子

東京カレッジオブカイロプラクティック広報部長、クリエイティブ・ディレクター。印刷全般からウェブコンサルティングまで幅広く活動。

女子栄養大学食生活指導士、認知症予防食生活指導員

「40代から始める!ヘルシーエイジング」を運営。主に40代以降の女性たちに向けた「最後の瞬間まで自立して生きる」ことの大切さを親しみやすい記事を通して情報発信しています。

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